転害門(東大寺)

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東大寺境内へのアクセス場所として有名なのは、金剛力士像(吽形と阿形)が安置されている東大寺南大門ですが、境内の西北端に位置する転害門も観光ポイントとしてオススメの建築物です。
東大寺の建築物の多くは、平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)という2度の兵火でかなりダメージを受けましたが、転害門は大火を逃れた東大寺創建時(天平時代)の数少ない建築物の一つです(鎌倉時代に一部改修)。

南大門は東大寺境内の南にあって分かり易いネーミングですが、転害門(てがいもん)は読み方も少し特殊です。
名前の由来は東大寺大仏殿の西北が吉祥の位置に当たり、害を転ずる意から転害門と呼ばれるという説や、手向山八幡宮の転害会のお旅所だったことから転害門と呼ばれるという説があるようです。
また、転害門は佐保路門や景清門とも言われています。

東大寺から平城京への通り道であった転害門ですが、現在は片側1車線の交通量の多い369号線に面しています。
周りには住居や店舗が密集しており、古来の建築物に関心が無い人であれば、天平時代の伽藍建築の遺構であることに気付かない場所にあります。

転害門は、すぐ近くに正倉院があるものの、東大寺大仏殿や法華堂といった有名建築物からは少し離れた位置にあります。
それゆえ、東大寺観光においては最初もしくは最後に転害門を見物するのが効率的です。
近鉄奈良駅から徒歩でも行けますし、転害門の目の前が手貝町停留所になっていますので、バス(奈良交通)でのアクセスも容易です。


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