興福寺 五重塔

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奈良興福寺には国宝となる建築物、仏像が数多くありますが、その中でも観光ガイド等で真っ先に取り上げられる機会の多い建築物が五重塔です。
興福寺の五重塔は、奈良市街地のシンボルとも言える存在です。
JR奈良駅は高架になっており、大阪方面から向かって来ると、駅到着直前にビルの間から若草山及びその前にそびえる五重塔が見えてきますので、奈良に到着したことを実感出来ます。


興福寺五重塔は、天平二年(730年)に光明皇后の祈願により創建されました。
当時、15丈1尺の高さで創建されましたが、その後室町時代までに落雷や兵火により、寛仁元年(1017年)、康平3年(1060年)、治承4年(1180年)、元久2年(1205年)、文和5年(1354年)、応永18年(1402年)と5回も焼失し、現在の五重塔は応永33年(1426年)に再建された6代目となっています。
奈良時代からの伝統的な和様の建築形式に基づいて復興されており、室町時代の和様五重塔の代表的遺構となっています。

五重塔は、50.1mの高さがあり、京都の東寺の五重塔に次ぐ2番目の高さを誇っています。
興福寺境内の南東、三条通側にありますが、境内自体がそれほど広くないので、すぐに見つけることが出来ます。

現在の興福寺境内は奈良公園と一体化しており、特に境内入門のための料金を払う必要がありません。
そのため、いつでも境内に入って五重塔の雄姿を見ることが出来ます。
五重塔の内部には四天柱があり、須弥壇を設け三尊形式の四方仏がを安置されており、これらの拝観料は必要となります(期間限定)。


このような美しい歴史的建造物である興福寺五重塔ですが、明治時代の廃仏毀釈の時には、タダ同然で売りに出されたこともありました。
薪にしようという買い手がいましたが、解体費がかかるということで、消滅の危機をまぬがれたという話も残っています。


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